





CAST&STAFF

灰野勝彦 役
新原泰佑
2000年生まれ、埼玉県出身。2018年、男子高生ミスターコン2018でグランプリの受賞をきっかけに俳優デビュー。近年の主な出演作として、TV「なれの果ての僕ら」(23)、TV「25時、赤坂で」(24)、TV「御上先生」(25)などがある。また、『インヘリタンス‐継承‐』(24)、『球体の球体』(24)など舞台作品への出演も多く、2月には24年の上演作を対象とした第32回読売演劇大賞にて杉村春子賞を受賞。ミュージカル『梨泰院クラス』(6/9〜)への出演も決まっている。

伊沢 学 役
向里祐香
1990年生まれ、東京都出身。数々の映画、ドラマ、MVに出演し続ける演技力と、ちふれ「保湿シリーズ」など多数の広告で見せる存在感を兼ね備えている。近年の主な出演作として、映画『愛なのに』(22/城定秀夫監督)、『福田村事件』(23/森達也監督)、『あとがき』(24/玉木彗監督)、『ロスト・イン・イメージズ』(24/平田雄己監督)、『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』(24/井上淳一監督)、TV「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(25/CX)、「SHOGUN 将軍」(24/Disney+/FX)、「HEART ATTACK」(25/FOD)などがある。釜山国際映画祭2023のアジア・スター・アワードにて「フェイス・オブ・アジア」賞受賞。

新井玲子 役
新帆ゆき
福岡県出身。九州での活動を行い、別府市観光サイト「わたし、ととのう、別府」のポスターで話題になる。講談社主催ミスiD2022にてアメイジングミスiD2022を受賞。2023年に俳優として本格始動する。

監督
小南敏也
1980年生まれ。静岡県出身。映画、TVドラマなどの演出部として多くの映像制作に携わり、2019年、2021年公開の『クロガラス』シリーズで監督、脚本を手がけた。助監督としての近年の主な参加作品に、『鈴木家の嘘』(18/野尻克己監督)、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(19/大森立嗣監督)、『アルプススタンドのはしの方』(20/城定秀夫監督)、『星の子』(20/大森立嗣監督)、『花と沼』(20/城定秀夫監督)、『グッバイ・クルエル・ワールド』(22/大森立嗣監督)、『湖の女たち』(24/大森立嗣監督)、『劇場版 それでも俺は、妻としたい』(25/足立紳監督)などがある。
COMMENTS
MOOSIC LAB2025、レオーネ20周年記念映画祭での先行公開を経て、こうして改めて皆様の前にお届け出来ることをとても嬉しく思います。 湿度を感じる画と原作の匂いを残しつつもオリジナリティ溢れる脚本。 素晴らしいキャストの皆様に支えていただきながら、そして監督とたくさん話し合いながら撮影した日々がとても懐かしいです。 勝彦を見て、恥ずかしく なったり憤りを覚えたり…様々だと思います。でも清々しいまでの純粋さも、感じて欲しいなと思います。
新原泰佑
初めまして。こんにちは。伊沢学役を演じました向里祐香です。2000年初頭の"あの頃"の青春臭さがぎゅっと詰まった、どこか懐かしく、思わずクスッと笑ってしまうような作品になっております。灰野くん(新原くん)新井玲子(新帆さん)そして伊沢学をはじめとする登場人物たちは皆、不器用で愛おしい...ぜひ人間模様を観察してみてください。そして、ついに公開日が決定しました!先行上映では即完が続き、ご覧いただけなかった方も多いかと思います。まだ観てない方も、もう一度観たいという方も、スクリーンでお会いできるのを楽しみにしております。
向里祐香
映画で役をいただく初めての作品で、山本直樹さんの描くヒロイン新井玲子を演じられたことを嬉しく思います。爽やかで空しい夏に漂う関係、不思議な吸引力を宿す物語が、この映画の魅力のひとつだと感じています。映画館を出て、夏の日差しを浴びる瞬間にどんな気持ちになるのか今から楽しみです。くすっと笑ったり、どきっとしたり、愉しみながら、どこかに想い
を馳せる機会になってくれたらと思います。
新帆ゆき
山本直樹先生が描いた傑作青春漫画の脚本を尊敬する城定秀夫監督が書いてくれるというこの上ない贅沢。おもしろくないわけない台本を持って迎えた夏の現場。画面の中、全力に真っ直ぐにそして全力で悩んで踠く彼らの姿を見て何度も何度も心が震えました。自分が思い描いた以上の姿がそこにはありました。彼らが生きた季節、真っ只中の人も通り過ぎた人も心のどこかに触れる映画になっていると思います。彼らの青すぎる春を皆さまにも感じていただきたい。是非劇場でご覧ください。
小南敏也監督